本当の意味での「OPEN & FLAT」とは?ティール組織を体現する組織で、更なる成長を目指す。

個性豊かなユニークビジョン社員の入社に至るまでの経歴や、どんな想いをもって日々の仕事に打ち込んでいるのかなどをご紹介する「ユニークビジョンではたらく仲間」。

今回は、ディレクターの中村 沙也花に話を聞きました。

今年4月にインターネット広告代理店から転職し、入社4カ月が経過した中村。転職して間もない目線で、ユニークビジョンの組織や仕事について感じることを語ってもらいました。

会社を辞めるということは全く考えていなかった。でも、どこかに”このままで良いのか?”という不安感があった前職時代

ユニークビジョンに入社する前は、インターネット広告代理店で働いていました。営業とSNS広告の運用を担当していたのですが、入社して4年経ち、自分で意図した通りの結果も出せるようになってきたりと、自信が付き始めていて、当時は仕事を辞めるという事は全く考えていませんでした。むしろ辞めたくなかったですね。

ただ、今振り返ると、自分の営業スタイルが確立された事によって”挑戦の機会が減ってきているんじゃないか?”、”成長スピードが遅くなってきているのではないか?”という漠然とした不安感がどこかであったのかもしれません。

そんな中、たまたまクライアントを通じて知ったのがユニークビジョンでした。前職の仕事の中で、クライアントが実現したい施策を形に出来る会社を探していたところ紹介され、最初は”売っている商品が面白いなぁ”程度の印象だったのですが、同時期に参加したイベントで代表の白圡の講演を聞いたり、たまたま知人が社員として既に入社していたことを知り、その知人を介して他の社員と話せる機会が出来たりなど色々な偶然が重なり、興味を持つようになりました。

本当の意味での「OPEN & FLAT」。ティール組織を体現する組織

知人を介して代表の白圡と話した時、当時私が読んでいた『ティール組織』という本の話で盛り上がりました。これも本当に偶然の話なのですが、たまたま友人に勧められて読み始めた本だったのですが、読んでみたらとても面白くて。転職など考えていなかったものの、当時抱いていた仕事に対する疑問やモヤモヤを全てクリアにしてくれ、”これこそ自分が働きたい環境だ!”と思わせてくれました。

そんな話を白圡にしたところ、ユニークビジョンの組織体系や制度などについて説明してくれ、なんとその内容が『ティール組織』を読んで私が理想としていたものとドンピシャだったんです。「ここだ!」と思いましたね。(笑)

特に印象的だったのは、  ①役職が無い  ②個人予算(目標)が無い  ③ワーキンググループを採用している の3点ですね。

他にも色々ありますが、特にこの3点は入社した今でもとても合理的な考え方で良いなと思っています。

まず、「役職が無い」という点に関しては、そんな会社なかなか無いと思いますが、実際働いている身としての意見は「万歳!」の一言に尽きます。

役職が無いことによって、各自がより責任感を持って働ける気がします。みんながみんなそうじゃないかもしれませんが、上席者がいると時にはその人に頼りすぎちゃうというか、甘えちゃうような気がするんですよね。それと、役職があるとクローズドな場も多くなるのでは?と思っています。

ユニークビジョンは、会社としての方針など週次の朝会で社長から直接メンバーに共有されるので、人を介して情報が下りてくる場合よりも伝わりやすいし、スピードも速いと思います。また、重要な意思決定も、関わっているメンバーの意見にきちんと耳を傾けて判断材料として尊重してくれるのでとても納得感があります。

他にも一般的な話として、階層があると”上司に気に入られないと”という気持ちが生まれたりして、のびのび仕事に取り組めないという弊害が出てきたりということもあるかもしれませんが、それが無いので色々な意味でオープンに、変なしがらみを意識せずに働くことが出来て良いですね。

私はまだ入社して間もないですが、普段から「なぜ?」というのが本当に聞きやすいです。若手だから発言権が無いとかそういったことは一切なく、本当にフラットですね。業務の中で、事業やクライアントにとって大事なことだったらこれまで会社としてずっと続けてきたことでも変更しても良いという柔軟なスタンスで周囲に聞いてもらえている気がします。お互い信頼出来ているというのが実感出来ますね。

「個人予算が無い」という点に関しても、「個人が達成する=会社が成長する」ということなので、指標として重要なのは理解しているのですが、個人予算に集中しすぎてしまうとメンバーが自分のことを考えがちになってしまうと思うんですよね。

会社全体のメリットを考えて、メンバー間で助け合いながら仕事を進めるという意識が弱くなってしまうような気がします。今の組織では毎週の定例で業務量の確認の時間があって、特定のメンバーが案件を持ちすぎていたら全員の業務量が均等になるよう、他のメンバーに渡すという事が普通に行われるんですよね。しかもそれが本当に数秒で決まる位の勢いで。(笑)個人予算という考え方が無いからこそだと思います。スピード感も違いますし、みんなで協力して会社として目指す指標を達成するという意識も生まれ、すごく良いと思います。

ワーキンググループは、現場を知っているメンバーが会社にとって重要な案件の検討に関わることができるため、現場の温度感そのままで色々議論ができることが利点です。

私は、既存事業の方向性検討や新規事業検討、市場分析などを推進する「事業企画グループ」に所属しているのですが、一般的な企業だったら分業でやる部分ですよね。他にも「採用」や「広報」など普通は専門部署がある業務がほとんどです。なので、現場のメンバーが直接関わるということはなかなか難しいと思います。

ですが、ワーキンググループを採用しているため、ディレクターやエンジニアなど職種の垣根も越えて、現場を知っているメンバーが関わって動かしていくことが出来ます。事業企画スタッフが営業資料をリリースしたものの、実は現場のメンバーが使いづらくてみんな個別に修正して使ったり…とかよくありそうな話ですが、そういったこともこの仕組みだと起こりようがないので合理的です。

役職が無いというのと共通して、現場のメンバーが直接関わっているので、クライアントの声や現場で感じた課題感を直接持ち込めるため、スピードが速いのもメリットだと思います。

自分のメイン業務以外のことに触れることが出来るので、会社を知ることが出来るし、業務を進めるうえでの視野も広がります。人数もあまり多くないので、グループ内での発言もしやすいし、主体的に動けて面白いですね。

ディレクターの仕事も「とにかく楽しい」。自身の介在価値を発揮すべく努力する日々

今のディレクターとしての仕事もとにかく楽しいですね。ユニークビジョンのクライアントはナショナルクライアントがほとんどなので、任される案件の規模が毎回大きいです。

そういうクライアントと向き合っているので、常に新しいことを取り入れていないと自分が介在する意味が無い、十分な価値をお返し出来ないと思っているので、”今SNSでこれが流行っているからこういうことをしましょう!”とかこちらから提案するよう意識しています。

クライアントの言いなりになるだけだったら私がいる意味が無いですからね。ただのシステム売り屋になってしまいます。色々なところで色々な人と情報交換をしたりして常にアンテナを張って、ディレクターとして、自分の独自性を出して新しいものを売っていこうと思っています。大きな案件は責任も大きいのでプレッシャーは相当なものですが、その分やりがいも大きいので頑張れます。

4カ月働いてみて思うのは、ユニークビジョンは主体性を持って働きたい人にはとても良い環境だということ。ただ、逆の見方をすると組織や上司に言われたことを言われた通りにこなしたいという人には合わない環境だということ。

転職活動をしていた時、他の会社と一瞬迷った事もあったのですが、改めて「何を理由に転職するのか」という事をきちんと思い出し、私の場合は「どんな環境で働けるのか」、「自分が一番成長出来る環境はどこか」という事が大切だったので、それが実現出来る環境としてユニークビジョンを選びました。

実際入社してみて、その時の判断は間違っていなかったと思っていますし、この環境でまた更に成長出来たらと思っています。「OPEN & FLAT」な環境に興味がある方、仕事を通じてより成長したいと思っている方がいらっしゃいましたら、一緒にお仕事出来ると嬉しいです!

この記事を読んで、ユニークビジョンの組織体制・ディレクターの仕事内容などもっと知りたい!と思った方はお気軽にお問合せください。